過去ログ - 勇者「魔王死ななきゃ俺不死身じゃね?」
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158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:23:59.76 ID:zLob3UGG0
ガチャリ

九尾の狐「や−れやれ。やはりドンチャンやっておったか」

勇者「げっ。九尾」
以下略



159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:25:43.74 ID:zLob3UGG0
龍人「九尾、お前も勇者に味方するというのか……?」

九尾の狐「おもっきし負けてる奴が言ってもかっこ悪いのう」

龍人「うるさい!」
以下略



160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:26:49.57 ID:zLob3UGG0
九尾の狐「今だから言うが、実は先代魔王は、人間と結婚しているのじゃ」

龍人「先代様が……!? それはつまり、」

九尾の狐「そう。今の魔王様は、人間の混血じゃ」
以下略



161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:37:23.33 ID:zLob3UGG0
龍人「何故、今までそれを黙っていたんだ……」

九尾の狐「魔族の中には人間を恨む者もいる。ごく一部の魔族を除いて、この事実を知らされてはおらんのじゃ」

九尾の狐「今じゃからよいが、お主がまだ魔王様に忠誠を誓っていなかった時。人間という種族を卑下しておるお主が、この事実を知ったら、どうなっておったろうな?」
以下略



162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:38:20.45 ID:zLob3UGG0
龍人「……人間側はどうするのだ。もう既に一度戦を起こしている。人間とて、このまま退くわけにはいかないだろう」

龍人「一度止めておきながら人間に襲撃されては、収集がつかなくなるぞ」

勇者「人間の城まで、ついてきてくれないか?」
以下略



163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:40:15.97 ID:zLob3UGG0
龍人「……わかった。行こう」

九尾の狐「私も行こう」

勇者「そうだな。何せ魔族と人間が大規模な戦争をするのも初めてなら、停戦も初めてだ。何人か居た方がいいだろう」
以下略



164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:41:20.14 ID:zLob3UGG0
鬼「…………」

鬼「俺は誘ってくれねえのかよ」

鬼「いーっすよ。どうせ年中酔っ払いが話し合いなんてできませんよ」
以下略



165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:43:03.66 ID:zLob3UGG0
―城内―


ザワザワ…

以下略



166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/07/02(月) 22:45:26.52 ID:5GOWT1Sm0
帰隊



167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:45:40.22 ID:zLob3UGG0
王様「勇者。……戻ってきたと思ったら、これは一体どういうことじゃ」

勇者「魔族と人間で大きな戦争が起きようとしているのは、王様もご存じでしょう」

勇者「戦争の収集がつかなくなる前に、こうして、魔族と人間とで話し合いをするべきと思い、魔族二名をつれてここにやってきた次第」
以下略



168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/07/02(月) 22:47:35.10 ID:zLob3UGG0
王様「魔族と人間で、話し合いが成り立つと思うのか」

勇者「成り立ちます」

勇者「王様、あなたは魔族をご存じか? きっと知らないでしょう。野蛮なもの、邪悪なもの、そんな周りのイメージをあやふやに持っているだけでしかない」
以下略



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