過去ログ - 真「着せ替え人形の」涼「シンドローム」
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11: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:26:54.18 ID:FVbGS9y30
真「上手くいくと思ったんだけどな……」

ふいに思い出す。あれは僕がIUを制覇した次の日の事だった。

P『やったぞ真! トップアイドルだ!』
以下略



12: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:30:13.91 ID:qfyW+/ZQ0
この人は誰にでもこんな感じなので、今の一言でコロッと恋に落ちた……、
なんてことはなかったけど、ドキッとしたのは事実。

にしても、ニンジンを目の前に釣らされた馬みたいな扱いだよなぁ。

以下略



13: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:31:29.69 ID:FVbGS9y30
社長『それは……、君のアイドルとしての価値を下げてしまうことになる』

真『そんなっ!』

普段はボクたちの自主性に任せてくれるのに、この時に限って、
以下略



14: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:32:42.41 ID:JVFVEFs70
社長『もし、方向転換をしたのなら、間違いなく今までのファンは減るだろう。それも、先の秋月君の比じゃないぐらいに』

真『そんな……っ!』

分かってはいた。涼の場合が、特殊すぎたってことぐらい。
以下略



15: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:33:44.86 ID:JVFVEFs70
P『真……』

社長『そう捉えてもらって構わない。ファンの皆は、君に完璧な王子様像を求めている。それは、君が彼女たちの理想を具現化した存在なのだからね』

人よりダンスが上手くて、人より度胸がある、そんな女の子。
以下略



16: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:36:01.92 ID:JVFVEFs70
真「切られたカードで勝負するしかない、か」

白い犬のお話を思い出す。あんな可愛らしい外見から、
よくもまぁあそこまで渋いセリフが出るもんだと感心したっけ。

以下略



17: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:38:02.28 ID:JVFVEFs70
社長『しかしだ。評価を下すのはファンだが、方向転換をするのは君だ。やってみないと分からないこともある』

社長『もし、君が考え抜いて、王子様の仮面を捨てるというのなら、その時は私も力を貸そう。だから……、少し考えたまえ』

真『分かりました……』
以下略



18: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:39:30.66 ID:JVFVEFs70
涼「プロデューサーさんは、何って言ってるんですか?」

真「プロデューサーは僕の味方さ」

それもかなり力強い味方。
以下略



19: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:40:20.13 ID:JVFVEFs70
真「ねえ、涼。この後も暇?」

涼「えっと、はい。暇ですけど」

真「じゃあさ、遊びに行かない? なんかさ、色々ストレスたまってて。そろそろガス抜きしないと爆発しそうなんだ」
以下略



20: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:41:37.26 ID:JVFVEFs70
真「店員さんは」

涼「はい」

真「ボクらがアイドルなんて気付いてないよね」
以下略



21: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/06/29(金) 22:42:24.84 ID:JVFVEFs70
涼「えっと、じゃあこれで」

涼は慣れた手つきで、入力していく。

真「久しぶりって言う割に、手慣れてるね」
以下略



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