過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
1- 20
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/07(土) 20:31:40.24 ID:LW/3gOlSO

 「駄目だ、待ってくれ!」「ハクオロは今っ……!」
 「うわぁっ!」「いてぇぇェェ!」


ハクオロ「敵襲かっ! 早すぎる!」ガタッ


 「ハクオロぉぉぉ!!」


 懐かしい声だった。自分とそっくりの声。
 共に笑い、共に闘い、共に哀しみ……

 そして…共に同じ食事をした『あの人』がやって来た。


ハクオロ「ゴローさん……」

ゴロー「歯ぁ食いしばれぇぇぇ!!」


 俺の渾身のパンチがハクオロの……仮面に直撃する。

 …当然仮面が壊れたりする事なく、ハクオロは勢いで吹っ飛んだ。


ハクオロ「うっごぉっ!!」


 私は吹き飛ばされながら…… 拳を痛がるゴローさんを見た。


ゴロー「あぐう〜〜ッ!!」


 ((……これは引き分けって所か))


 騒ぎを聞き付けたエルルゥさんが部屋に飛び込むようにやって来た。


エルルゥ「ハクオロさん……っとゴローさん?」

  「二人して何やってるんですか!!」


ゴロー・ハクオロ「「喧嘩さ」」

エルルゥ「なっ…こんな時に…」

ハクオロ「大丈夫。もう終わったよ」

ゴロー「ああ、少しはスッキリした」

ハクオロ「それは私もです。……ありがとう」


ゴロー「ハァァ… ハラが減った。エルルゥさん、食事をお願い出来ますか?」

ハクオロ「エルルゥ、私の分も頼む。今日はゴローさんと二人で食べるよ」

エルルゥ「???」


 女の子にはわからない世界だよなァ……


 ……



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1072.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice