過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/07/29(日) 01:08:24.95 ID:hep8fQpSO

ハクオロ「ではまず、その力を見せて貰おう」

オボロ「ならばっ、俺が相手を……」

クロウ「いや、俺にやらせて貰いやせんか?」


 おっ、この流れは。ならば……


ゴロー「ここは俺が……」

ベナウィ「いえ、私がお相手しましょう」

ゴロー(がーん だな……)


 この前の反省を生かして、場を和ませるために
 最近流行りのギャグ、頑張ってやってみたのになァ……

 ――

「数年前、まだ幼さの残る少女が闘覇者に君臨したそうです。
 ですが、あまりに強すぎた為に恐れられ、死組としていくさ場に送られた。
 しかし、少女は生き残り、今でも戦場を渡り歩いているという……
 その少女は絶滅したと言われる『ギリヤギナ族』の生き残り……
 という噂を以前、耳にした事がありました」


カルラ達が外に出た後、
皇(オゥルォ)と侍大将(オムツィケル)が会話する。


ハクオロ「……それがあの女ではないかと言うのか」

ベナウィ「はい。そうだとしたらオボロやクロウ、
     ゴローさんには荷が勝ちすぎるかと」


ハクオロ「確かに。ところで『ギリヤギナ』とはなんだ?」

ベナウィ「……その部族の者は生まれながらにして強靭な肉体を有し、
     全ての部族の中でも最強とも言われた種族……と」


ハクオロ「……あの三人、危なかったな」

ベナウィ「ええ」コクリ


……ゴローはベナウィにより、命の危機から救われていたのだった。


ハクオロ「まずは手加減して組手を行え。
     噂ほどの強さなら、すぐに気が付くはずだ。
     向こうが此方をどう見ているか、それを確かめたい」


ベナウィ「御心のままに」


外の調練場に向かう二人。
どうやら、ベナウィが戦うという話は城中に広まったらしく、
バタバタと多くの兵が調練場へ駆け出していた。




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