過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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376:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/04(土) 00:39:13.57 ID:xhDip7oSO

 翌日、部隊と合流する。

 オボロ・クロウが出迎えてくれた。


オボロ「大兄者! 遅かったな」

ゴロー「こっちに着いたの、昨日の夕方だぞ」ドスン


 ウォプタルの背から荷を下ろす。


クロウ「おっ! さすがメシ大将。しっかり食糧確保しちゃって」

ゴロー「道中で人助けをしてな。礼として貰ったんだ」


 ウォプタルの腸詰めを沢山いただいてしまった。


クロウ「俺達の昼はコイツにしやしょう」

  ……


ゴロー「ハクオロ達は今日出発する筈だ」


 貰った腸詰めを食べながら、今後の事を話し合う。


ドリィ・グラァ「「では、いよいよ」」

クロウ「正面衝突…ってワケですかい」ハグリ

オボロ「む、この肉ウマイ」ムシャムシャ

ゴロー「ウォプタルの肉らしい」

オボロ「……何?」ピタ

クロウ「あん? 知らなかったのか?」ゴクリ

オボロ「おい待て、クロウ。騎兵がウマの肉を食うのはいいのか?」


クロウ「なーに言ってやがる。ウマ乗りってのはな、
    事故やら戦やらでウマを失ったとき、肉をとってから埋葬すんだ」

   「そんで、皆でその肉を食う。大切な食糧って意味もあるけどよぉ」

クロウ「俺達の為に散った命を忘れないって意味もあんだよ」ムシャ ゴクン


ドリィ・グラァ「「クロウさんが真面目な事を言ってる……」」

ゴロー(……ホントだ)





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