過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/04(水) 21:08:15.90 ID:QKl2rcxSO
あいつを追い詰めた。そこから先は行き止まりだ。

ゆっくりと歩を進めて敵を逃がさないようにしよう。

居たっ。こっちは森を熟知してるんだ。

あんな派手な服じゃあ 隠れてもバレバレだね。

そう、そんな所に隠れても無駄さ。このまま射ってやる……

  ……今だっ!!

   ヒュン  カッ!

??「なにっ! 手応えが!」

 「悪いがこれで終わりだ」

   ガシッ! グッ!

??「うわああああッ!」

ゴロー(上半身裸)「服が派手で良かったぞ。おかげでいいカモフラージュになった」


 俺は弓使いを背後から拘束。両腕を抑え、いつでも折れる状態にする。

??「くうっ……離せ! さもないと…」

ゴロー「おっと、そこから先は言わなくていい」

  「弓使いの『もう一人』!! 居るんだろう! 出てこないとコイツを……」

  ガサガサッ…ザッ

 予想バッチリ。今日は冴えてる。


?A「……いつ気がついた?」


 今、俺が捕らえた敵と瓜二つの姿をした奴が現れる。


?@「『グラァ』! 何してる!」

グラァ「『ドリィ』……。僕達の負けだよ」

ゴロー「どうも妙に思えたもんで……
    気がついたのは身を隠すドリィ…君(?)の姿を見てからだ
    山なりにこっちを狙うなんて、枝葉を広げた木があっちゃ無理だろう」

ドリィ「……見られていたのか」

ゴロー「二人いるとわかったら辻褄が合ってな。一人が下、
    もう一人は木の上から俺を狙ってるって推測出来た」

グラァ「くっ……。だけどこのまま膠着状態なら若様が……」

ゴロー「えーっと……別に君ら(?)に危害を加えるつもりはないんだが」

ドリィ・グラァ「「はい?」」

ゴロー「どうしてトゥスクルさんを拐ったのか聞かせてくれれば……」

   ピューゥゥ♪

ドリィ・グラァ「「若様の口笛!」」

ドリィ「向こうが終わったって事は若様が来るぞ!」

グラァ「よし! ならこのまま……」

   ピューピューピュー♪

ドリィ・グラァ「「??」」

ゴロー「これはあの仮面の男の合図なんだ」

  「向こうも双方無事みたいだし、案内してくれ。『若様』の所に」ニヤリ



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