過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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715:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/27(月) 23:01:24.07 ID:3S0mQLeSO






 他の品が俺の目の前に広げられていく。

 ……『カレー』と『肉炒め』が。


 『この前の約束通り、今日は俺の試食に付き合ってくれ』

 『いただきます』パクン

 『……うーん。このカレー、味はイマイチ』


『悪かったね! アンタのいうモンは上手く作れないんだよ!』


 店主も店員もシャクコポルの人みたいだ。


 『こっちは旨いぞ。まぁ只の肉炒めだし当たり前か』


『キィーッ! 絶対アンタに吠え面かかせてやる!!』


 『香辛料の配合が違ったかね……』

 『やっぱり契約を果たすのは難しいみたいだな……』ズズ





ゲンジ「過去を…思い出されておりましたか」

ゴロー「……やっぱりこれは俺の過去なんだな」

ゲンジ「その通りで御座いまする」

ゴロー「ゲンジマルさん、貴方は……」

ゲンジ「大陸の事は貴方様の見るべき事実の一部でしかありませぬ」

    「貴方様は他の『遺された事実』を目にせねばならぬのです」


ゴロー「遺された事実……」


ゲンジ「『箱庭』に案内(あない)致しまする……」



第二十話「クンネカムン・開陽殿の朝食」

 続く。


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