過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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743:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/08(土) 19:46:04.19 ID:q2AjySXSO
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……オンカミヤムカイの調停による
クンネカムンとエルムイの和解は成らなかった。

クンネカムン皇城の立場ある者達が集い、議が開かれる。

最初に白き外套の皇…アムルリネウルカ・クーヤは問う。


クーヤ「ハウエンクア、何故あのような真似をした……」

ハウエンクア「……あのような真似とは?」

クーヤ「言わねば判らぬか。何故エルムイを潰したと聞いておるのだ」

    「傀儡だったあの者等が抵抗するだけの力は無い」


クーヤ「抵抗しない者には手を出すなと言ったはずだ」


言葉を返すは右大将ハウエンクア。


ハウエンクア「ああ、その事でしたか。僭越ながら申し上げます」ペコリ


ハウ「聖上も仰ったではありませんか。『情は怨恨を生む』と」

   「残した恨みが聖上の御命を狙わないとは言いきれませんので」


ハウエンクア「なれば、元から断ち切るのが道理かと……」ニヤリ


クーヤ「……それで一族郎党皆殺しにしたというのか」

ハウエンクア「全ては聖上の為に……ね」ニヤリ


ゲンジマル「ハウエンクア! そのような言い草、通ずると思うか!!」ガタッ

ヒエン「大老(タゥロ)、聖上の言を」


ヒエンが皇の席を目で指し示し、立ち上がったゲンジマルを取り成した。




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