過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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745:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/08(土) 19:54:08.67 ID:q2AjySXSO
 …………

議を終えたハウエンクアは開陽殿の隠された地下室で狂ったように語る。


ハウエンクア「あははは……楽しかったなぁ! あの男の顔!」

      「自分の國の民が虐殺される中、皇一人だけ生きる……」


ハウ「調停? 和解? そんな事をするわけがないだろう?」

   「ウィツァルネミテアなんて禍日神を信じる奴等の為にさぁ!」


ハウ「あのお飾りの皇がどう言おうと知った事じゃないね!」

   「もっと……もっとだよ! あいつらの血を……クヒヒッ!!」


ハウ「……だけど、あの老人。やはり邪魔だねぇ」

   「何か手を打っておこうかな」ニヤリ


 「……少々静かにして頂けませんか」


ハウエンクア「あぁ、気に障ったかい? 悪いね『ディー』」

ディー「…………」

ハウ「しかし、ここは死体共の部屋と違うねぇ」キョロキョロ

   「なんだい? 薬かでも作ってるのかい?」


ディー「貴方様の言葉ではそれが近いかと」

ハウ「ふうん……」

ディー「酸化カルシウム(生石灰 CaO)に水を加えると化学反応が起こり、
    発熱する。後に水酸化カルシウム(消石灰 Ca(OH)2)という物質が…」


ハウエンクア「ゴ、ゴメン。何を言っているのか判らない……」

ディー「簡潔に言うならば『加熱式容器』を作っております」

ハウエンクア「???」キョトン

ディー「少し部屋から出ておられたほうが良いでしょう」

    「これから実験を致します故……」


ハウエンクア「あ、ああ。そうするよ……」


  パタン!!


ハウ「死体を弄ってたと思ったら…… アイツ、何がしたいんだか……」


  カツ カツ カツ…




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