過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
1- 20
806:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/09/21(金) 14:58:25.68 ID:fkM3gXo70
 ――――

皇城に侵入する七体のアヴ・カムゥ。

その中でも血のように赤いアヴ・カムゥは――ハウエンクアの操る一体。


ハウエンクア『アハハハハハ! 死んじゃえぇぇぇ!!』


砦の部隊に逃げられた彼は、動くモノを反射的に攻撃する。


ハウエンクア『ほーら、こんなに死んでる。見過ごせるのかなぁ?
        この國の皇様やさっきの人達はさぁ』


爪や鎧が血の赤で濃さを増していく…… 其の最中



    「クンネカムンの者よ!!」


ハクオロ「無益な殺戮は控えるのだ」


ウォプタルに乗り、トゥスクル皇・ハクオロが姿を晒す。


ハウ『おやおや……これはこれは。ようやく大将様のお出ましかい?』

ハクオロ「待たせたようだな」


ハウ『てっきり恐怖に震えて、糞尿たらしながら隠れているのかと思ったよ』


ハクオロ「ほう。人は恐怖に震えると糞尿をたらすものなのか… 知らなかったぞ」


ハウ『へぇぇ、強がり言うじゃないか。怖くて泣き叫びそうなくせに』

   『そうだ! 泣き叫べ。地に這いつくばって命乞いしろよ』


ハウエンクア『そうしたら助けてやってもいいんだよぉ?』


ハクオロ「ほう。泣き叫び、這いつくばって命乞いすれば
      助けてくれるものなのか。それも知らなかった」

    「よくそんな事を知っているな。まるで経験した事があるみたいだ」


ハウエンクア『………………何か…言ったかい?』


ハクオロ「図星か。適当に言ってみただけなんだが… 悪い事をしたな」

     「恐怖に怯え、糞尿をたらしながら這いつくばって
      命乞いをした……なんて言った事は忘れてくれ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1072.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice