過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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855:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/09/30(日) 16:10:22.40 ID:TOtrVQzSO
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 〜 翌朝、トゥスクル皇城・朝堂 〜


トゥスクルの皇に近い者達、皆が視線を予期せぬ来訪者らと國の皇に向ける。


ハクオロ「二人とも、少しは休めたか」

ゲンジマル「御心遣い、感謝の程を」ペコリ

兎耳「……あ、ありがとうございました!」ペコペコ


ハクオロ「君は下がってくれても構わない。少し、ゲンジマルと話がしたい」

兎耳「で、でしたら…この文を……」スッ


ハクオロ「わかった。ウルト、彼女から文を預かってくれ」

ウルト「はい。では、お預りします」ニコッ

兎耳「は、はい!」


ハクオロ「では…アルルゥ・カミュ、このお嬢さんに城を案内してあげてくれ」

アルルゥ「ん」コクン  カミュ「は〜いっ」

兎耳「よ、よろしくお願いします!」

カミュ「顔見知りだし、緊張しないでいいよ〜。一緒に遊ぼっ♪」


連れ添って、離れる三人。


ハクオロ「……本題に入る」

ゲンジマル「…………」

ハクオロ「お前には聴きたい事が山ほどある…が、
     問詰めたところで話はしないだろうな……」

    「これだけは聞かせて貰う。何の為に…何を目的として此処に来た」


ゲンジマル「……某が主、アムルリネウルカ・クーヤ様をお救いする為に」

ハクオロ「何?」

ゲンジ「クンネカムンは…聖上は破滅の道を歩みつつあります」

   「今は…他族との共存を拒み、他の全てを支配しようとなさっておられる」


エルルゥ「そんな…」


ゲンジ「ですが、単一部族での支配など、どだい無理な話」

   「一時は従える事が出来ても、いずれ歪み、
    最後には多大な犠牲を伴い崩壊するは必定」

ゲンジ「それだけは…何としても避けねばなりませぬ」

   「その為に、多少の犠牲を伴うとしても」


カルラ「…………」



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