過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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880:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/04(木) 21:23:26.61 ID:9vC2iN/SO

第二十五話「サハラン島に向かう途中・船上の刺身朝食」


賢大僧正(オルヤンクル)救出のため、
ハクオロ達は今、帆船三隻でサハラン島へ向かっている。


 〜 一隻目 ハクオロ・ベナウィ・ゲンジマル組 〜


ハクオロ「……しかしまぁ、本当に小さな帆船だことで……」

ゲンジマル「……申し訳ありませぬ」

ベナウィ「ウマを乗せる空間も無いとは……」



 〜 二隻目 オボロ・クロウ・トウカ組 〜


オボロ「これだけ狭いと刀を振るのも苦労するな」ヒュンヒュン!

トウカ「良い風切り音でありますな」

クロウ「若大将、ちいっと組手しようぜ」



ベナウィ「オボロ・クロウ。船を壊すつもりですか」



オボロ「……地獄耳だなベナウィ」

クロウ「すいやせん。暇で暇で……」



ベナウィ「ドリィ・グラァを見習って、船の事をしたらどうです?」


 〜 三隻目 ドリィ・グラァ組 〜


ドリィ「みなさ〜ん、風向きが変わりそうで〜す!」

グラァ「帆の向きを変えて下さい!」



オボロ・クロウ「「…………」」



ハクオロ「うーん。確かに暇か。島まで近いとはいえ……」


トウカ「聖上ー! 釣り道具ならありまするー!」ブンブン


ハクオロ(……敵陣に向かっている筈なのに、緊迫感が欠片も無い)


ゲンジマル「西の海は荒れております。あまり流されぬよう」

ベナウィ「判りました」


……暢気な船旅である。


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