過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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886:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/04(木) 21:54:39.39 ID:9vC2iN/SO
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 〜 サハラン島 〜


オボロ「くっ…なんだこの島は」

トウカ「酷く臭う……」

ハクオロ「……硫黄臭だ」

ドリグラ「「あっつ〜い……」」

ゲンジマル「長居は体に毒でありましょう。某が牢まで先導いたす」


進む一行。待ち受けるのは火山島ならではの溶岩の熱気と臭いだけではない。


 ヒュンッ! ヒュンッ!


誰も居ないはずの道から、放たれたのは小さな矢。


ベナウィ「矢!?」 カキッ!
クロウ「どうしたこって?」サッ

ゲンジマル「む!? 莫迦な! 何ゆえこの道に『ツーヌ』が!」


ゲンジマルの言う『ツーヌ』とは、一定の位置にいる敵に自動で矢を射る仕掛けだ。
ハクオロ達も戦で何度か目にし、破壊してきた障害物である。


オボロ「上にかなりの数があるぞ!」キィッ!

トウカ「あれを何とかせねば!」スパッ


自身の身やハクオロを守るオボロとトウカ。


ハクオロ「ドリィ・グラァ! 坂の上に向かって射て!」

ドリグラ「「はいっ!」」

 《 協撃!》

 《 双子技その弐!》


グラァ「天駆ける流星……」キリキリ…

ドリィ「降れよ星屑……」キリキリ…


 ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ…


グラァ・ドリィ「「星神さま…僕たちのこの願いを……」」

        「「叶えたまえ!」」


グラァが主体となる協撃。
空に向け射られ、降り注ぐ矢の嵐が坂上の罠を次々破壊した。


オボロ「……もう矢は来ないか」フー



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