過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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887:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/10/04(木) 21:58:23.95 ID:9vC2iN/SO

ハクオロ「よし。ゲンジマル、坂道をのぼるぞ」

ゲンジマル「……この島に獄司は居らぬはず」

クロウ「まあ、こんなトコに好んで住もうってヤツぁ少ないでしょうね」

ベナウィ「なら、何故このような罠が……」

ゲンジ「妖しげな試みに失敗したモノが投棄されているとだけ聞いたが……」

トウカ「妖しげな試み?」

ゲンジマル「詳しい事は某にも判りませぬ。お気をつけ下され」

ハクオロ「……慎重かつ速く牢へ向かわねばな。行くぞ!」

一同「「「はっ!」」」


坂道を駆けるハクオロ達。 だが――


ゲンジマル「!! あれは!」

ハクオロ「……あの巨大な体躯は!」


アヴ・カムゥ達「「「…………」」」


目に飛び込んできたのは鎧を装着していないアヴ・カムゥ。
妖しげな試みとは、新たなアヴ・カムゥの製造……


ベナウィ「……下半身がないのでしょうか」

クロウ「地面に埋まってやすね」

オボロ「路幅が狭いから、アレを倒さないと進めないぞ」

ドリィ・グラァ「「はいっ!」」

トウカ「ゲンジマル様。アヴ・カムゥの弱点をご教授願いたく」


ゲンジ「鎧も無く、動かぬなら皆々様の技で斬り臥せれましょう」

    「立ち上がっておれば最大の弱みである『脇腹』を狙えますが…」


ハクオロ「それは難しいかもしれん」

ゲンジマル「でしたら人の身と同じく、頭部や頸を討つのがよろしい」


ハクオロ「皆聞いたな。念の為、必ず二人以上で囲んでからアレを攻撃する」

     「誰一人欠けることなく、無事に賢大僧正の牢まで向かう!」


 …………


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