過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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[saga]
2012/10/13(土) 22:30:03.80 ID:rHBSkwfSO
キュィィン… パッ!
転移が終わり、三人は『ある建物』に到着する。
エルルゥ「ハクオロさん! ご無事ですか!」
ハクオロ「だ、大丈夫だ。しかし……この場所は……何処だ?」
初めてここに来た二人は、暗さの為にぼんやりとしか周囲が見えない。
建物の中で、広い空間であると、かろうじて判るのみ。
けれど、ゲンジマルはこの場所を知っている……
ゲンジマル「……クンネカムン皇城、『開陽殿』。その外廷に御座います」
ハクオロ「! ならばここに――」
「……思っていたより早かったな。ハクオロ」
闇の中から声がする。
ハクオロ「クーヤ!」 エルルゥ「クーヤさん!」
クーヤ「エルルゥに…ゲンジマルも居るのか」
彼等の目線は女皇の立つ壇上に向く。
ゲンジマル「外廷内で最も広い此処に居られるという事は……」
クーヤ「そうだ。既に覚悟出来ている」
「ハクオロ、余はこのクンネカムンの皇として、其方と…戦う」パチッ
ゴゴゴゴ…
白カムゥ『…………』 クーヤ「……はっ!」スタッ ズブズブ…
ハクオロ「……クーヤ」
クーヤ(白カムゥ内)『こんな日が来るとは考えたくなかったが……』
ハクオロ「クーヤ、やはり考え直す気はないのだな」
クーヤ『……以前のように、どちらが正しいかなどと言い争う気もない』
二人の皇の密会。笑い、安らぎ、口論になる事もあった語り合い――
クーヤの脳裏に浮かぶのはそんな平和な時間。
だが、彼女は『突き進む事を選んだ』。
クーヤ『其方が止めるか余が押しきるか、ただそれだけだ』
クーヤが背負うのは國だけではない。シャクコポルという『種族』なのだ。
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