過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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946:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/13(土) 23:01:37.93 ID:rHBSkwfSO

 フッ


ディー『汝、与えられし機を無にするか』ガシッ

クーヤ「がふっ…!?」ググググ…


ディーは先程のハクオロのように、高速移動をし、クーヤの細い首を掴む。


ハクオロ「クーヤを離せ!」


ディー『先の皇との契約は、未だ続いている。果たさぬのなら……』


ハクオロ(な、なんだ! 先刻とは違うこの圧迫感は!!)

     (ゲンジマルが助けを求めた理由は……こいつかっ!!)


ディー『……責を果たし、戦え。小娘』


ハクオロ「やめろ!」


クーヤ「い、息……が……」


ゲンジマル「――おおおおぉぉぉぉッ!!」


 パキィン!


枷を自身の胆力で解き、ハクオロの下に駆けつけるゲンジマル。


ゲンジマル「お止め下されぇ!!」

ディー『……情にほだされたか。ゲンジマル』


ゲンジマル「先皇が亡くなられた今、クンネカムンとの契約は成り立たぬはず!」

ディー『ならば、我が与えたアヴ・カムゥを返すべきではないか』

    『先代との契約、お前もその場に居たであろう』


ディー『アヴ・カムゥを与える代償に、我が眷族となる契約、忘れたわけではあるまい』


ゲンジマル「……ですが」


ディー『利用するだけ利用して、関係ないとは蟲が良すぎる』

    『そもそも契約に反する事は、我でも出来ぬのだ。
     それに見合うだけの代償を払うならば、契約を破棄しよう』



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