過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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950:ゲンジマルの台詞、「装甲こど」→「装甲ごと」に直してお読み下さい[saga]
2012/10/13(土) 23:21:42.51 ID:rHBSkwfSO

ハクオロ「貴様の正体、知っている事、全て話して貰うぞ」


ディー『ゲンジマル……』


ハクオロの話を無視し、ゲンジマルに向き直るディー。


ディー『……ゲンジ、剣を収めてくれ』

ゲンジマル「目的は、クーヤ様の契約の破棄。まだ達しておりませぬ」

ディー『それは……駄目だ、お前が命を落とす事はない。
     先皇の契約は、皇の子が自らの命で償うべきではないか』


提案は異常なもの。友を失いたくない一心で、倫理を超越した言が飛び出る。


クーヤ「……余が命を絶てば、ゲンジマルは助かるのか」


……彼の提案に、女皇が反応を示す。


ハクオロ「クーヤ!」

クーヤ「……これもクンネカムンの皇の努めか」スチャ


落とした金剛扇を拾い、クーヤは自分の首にあてる。


クーヤ「皆、近寄るな。寄らば、余は……首を切る!」


皆は、クーヤの言葉で動けなくなる。


ディー『……その死に様、せめて記憶に留めよう。我の側に……』


クーヤ「…………」カツカツ…

エルルゥ「クーヤさん!」

ゴロー『クーヤさん! 行くな!』


ディー『……せめて苦しくないよう、散らしてやる。
     クンネカムンの皇よ、如何なる方法で死にたい?』


クーヤ「腹を切る。が、お前の助けは必要ない」


ディー『……汝の隣で見せて貰おう』


ゲンジマル「聖上! お下がり下さい!!」


静止の声は、意味が無い。

彼女は『決断した』。

皇として……初めて自分だけの力で。


クーヤ「……ハクオロ、後の事は頼むぞ!」


ハクオロ「クーヤっ!!」   ゴロー『クーヤさん!!』




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