過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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957: ◆M6R0eWkIpk[saga]
2012/10/18(木) 19:50:35.88 ID:X6RlITkSO

第二十六話・附記


「大神空中戦 空蝉 対 分身」


黒の霧から出でしは――『解放者』の半身。

手にかけていた眷族に裏切られ、激情に駈られた神の姿――


分身『オオォォォォォォ――――』


その叫びは、天井の光球に閉じ込められた者達にも伝わる。


オボロ「な、なんだ……『アレ』は……」

ドリィ・グラァ「「ば、バケモノ……」」

トウカ「なんと禍々しい……」

クロウ「や、やべぇ。寒気がしやがる……」ブルッ

ベナウィ「震えている場合ではないでしょうが…… くっ……」ゾクッ

アルルゥ「……こわい」



ウルトリィ「…………」

カミュ「…………」


驚く彼等だったが、『翼を持つ者』――
『ウルトリィ』と『カミュ』は全く動じていない。


カルラ「……ウルト。貴女、アレが何か知ってますわね」

ウルト「――はい」

カルラ「答えなさい。貴女達オンカミヤムカイが何を隠してきたかを」

ウルト「ですが、それは――」


カルラから目を逸らし、ウルトリィは……蒼色の瞳で『カミュ』を見た。


カミュ「……話すしかないよ。お姉様」

ウルトリィ「…………判りました。皆様にわたくし達の『大罪』を明かします」


巫(カムナギ)の口から、『真実』が紡がれる時が来た――――


「あの存在こそ…… わたくし達の祀りし『大神(オンカミ)』」

「『大神・ウィツァルネミテア』。その御姿なのです」




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