過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/18(木) 20:27:35.89 ID:X6RlITkSO
 ――――

開陽殿外廷に、夕方の赤光が差す。
遥か昔、『太陽の断末魔』と表された輝きが
完全に消失した天井から、ハクオロ達に降り注ぐ。


ハクオロ「…………」ガクン

エルルゥ「……そん、な」

ゲンジマル「なんと……」

クーヤ「あそこに居た者、皆が……」

ゴロー『…………』

ハクオロ「う、嘘だ……」


分身『……アノ者達ガ消エタノハ事実。サア…ムッ?』


 ズズズ… ゴォォォ…


ハクオロ「――許さない」    『――許サナイ』


 ドクンッ!


エルルゥ「ハクオロさん!」


彼女の呼び掛けも、聞こえていない。


ハクオロ「……殺す」  『……殺ス』


 ドクンッ!


ゴロー『不味いっ!!』



只、目の前の存在を憎悪する。


ハクオロ「オマエは災いの『元凶』だ――」『我ハ災イノ“元凶”ダ――』


 ドクンッ!!


大切な者を失った……嘆き、怒り、憤り、憎しみ。
それらが引き金となり、仮面皇の『内なるもの』は目を醒ます。


ハクオロ『ウオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
     ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
     オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ――!!!』





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