過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/18(木) 20:37:29.99 ID:X6RlITkSO

《 回想・湖での一時 》



ゴロー「ぐうっ!」

カミュ「……よいしょっと」シュン


 カミュの腕から出た光刃で腹を貫かれたけど……


ゴロー「……予想はしてたけど、なんで平気なんだろう」

カミュ「ゴメンねおじさま。 確認の為だったの……」

ゴロー「はぁ……今はカミュ? それとも『ムツミ』か?」

カミュ「ん〜…おじさまはどっちと喋りたい?」

ゴロー「……そうだな、ムツミにしようか」


 パァッ!


ムツミ『変身完了……』

ゴロー「何時からこんな事が出来るようになった?」

ムツミ『意識の底であのコと話し合えるようになったのが……大泣きした日』

ゴロー「……あの時か。カミュが自分に向き合うようになったからかな」

ムツミ『私が目覚めたのは、シケリペチムのお掃除の時』

ゴロー「あの國も『分身』が糸を引いてたのか……」

ムツミ『自分で入れ替わるのは、今日が初めて』

ゴロー「よくカミュが許したもんだ」

ムツミ『おじさまがこの國に居ない間、話し合う時間があったから』

    『今度は私の質問。おじさまは何時“私に”気がついたの?』


ゴロー「……カミュが賢大僧正をやる事にした時」

ムツミ『……遅い』ムスッ

    『私が、クンネカムンに行った時に気づいて欲しかった』


ゴロー「無茶を言うなよ。記憶を取り戻したの、その後だぞ」

ムツミ『……なら、仕方無い』


 うん、懐かしいやり取り。
 この少しワガママな女の子。間違いなくあのムツミだ。




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