過去ログ - うたわれるゴロー 〜孤独な男のグルメ旅〜
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981:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/18(木) 21:56:52.95 ID:X6RlITkSO

分身『……グウッ!? ウ、動ケヌ!』

   『手足ガ動カヌ! 憑代ニ戻レバ……翼デ……』


分身『駄目ダ! 戻ッタ瞬間、アヴ・カムゥニ押シ潰サレル!』


……作戦が上手くいった為、分身自体に、為す術は無い。

ウィツァルネミテアの片割れは、自分の娘とかつての憑代により……

『詰み』に、はまったのだった。


ムツミ『――お父様、これがムツミの愛です』

    『ずっと昔のお父様のお願い。ようやく果たせます……』


ムツミ『―――受け取って下さい』


 パチパチ… ヒュゥゥゥン…

『死』は、近い……


 …………


日は沈み、夜が来る。
戦場だったクンネカムンの都はまだ紅火で明るい。


エルルゥ「空に……変な星が……」

クーヤ「あんな位置に星があったか?」


開陽殿の外で、二人の少女が空を見上げる。


クンネカムン兵「なんだ……?」

叛クンネ兵「……?」


國境で戦争中の者達も、何故か手を止める。


アルルゥ「お〜?」

ウルトリィ「あれは……『浄化の炎』の……兆候」

他一同「「「…………」」」


箱庭でも、多くの人々が天を注視した。


分身『コノ気配…! ムツミ、アレヲ我ニ使ウツモリカ!!』

   『セメテ、少シデモ動ケバ――』ググ…


分身『ム、無理ダ! コノ木偶人形メェェェェ!!!』

   『――ソウダ。アヤツヲ使エバ、コレヲ退カセラレル!!』




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