過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その40
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106: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2012/07/04(水) 18:06:09.37 ID:Dkcj8sLlo
 召喚士が促されるままに見た景色。それは人々の笑顔と祈るような眼差しであった。

 側道へ溢れんばかりに集まった群衆は、召喚士らを声が枯れるまで鼓舞し続ける。

 人々の喜怒哀楽、全てがひしひしと伝わってくるようであった。しかし臆する者はいない。

 地獄へと向かう一同にとって、それはプレッシャーではなくエネルギーとなっていた。

 全ての人々の思い、力をその身に背負い、吸収し、いざ戦いの地へと向かう。

召喚士「……ありがとうございます」

 その言葉にはありのままの気持ちが込められ、そしてありのままの言葉として発せられた。

書家「まーた言ってやがる。あ、そうだ……ほれっ」ゴソッ

召喚士「……?」

書家「俺様の処女作も、もう山場だ。クライマックスはハッピーエンドで頼むぜ?」

召喚士「!? ほ、ほんとに俺が主人公で書いてるんですか!?」

書家「そう言ったろ。若干フィクションも混じってるけど、ほぼノンフィクションだ」パラッ

召喚士「――――!?」

書家「出だしどうよ? インパクトあっていいだろ?」

召喚士「何ですかこれ!! こんなのダメに決まってる――」


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