過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その40
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◆1otsuV0WFc
[sage saga]
2012/07/06(金) 17:44:31.82 ID:XcNR2WSXo
横にはかつての戦友がいる。正面にもかつての戦友がいる。
師匠は今、そんな状況下に置かれていた。そして受け入れるべく深呼吸をした。
かつての戦友マジシャンが左手より魔法を連発し、かつての戦友である魔剣士が
森の木々を盾に、それをうまくかわしていた。そんな光景ずっと続いている。
師匠はマジシャンの意図を汲んでいた。おそらくここで、魔剣士を仕留めるつもりだろう。
幸い、ネクロマンサーは同門が一手に引き受け、分断されている。
マジシャンと2人がかりならば……そんな思いが師匠の胸中にはあった。
しかし、マジシャンの魔法と違い、召喚術は連発出来ない厄介なものである。
長年、第一線で召喚士として戦ってきた師匠と言えど、今なおまだ未熟。
最初の召喚にどれだけの魔力を充当すれば良いのか、それをどう立ち回らせるか、
もしやられたら? 2撃目は? 複数召喚すべきか否か……枚挙にいとまがない。
だからこそ召喚攻撃は後手になる。相手の動向を最後まで見極める。
師匠はじっと様子を窺っていた。相手の動向を引き出す為に。
かつは先手を切って、敵へと仕掛けてくれていた男に対して。
師匠「……一撃だ。余計な小細工は使わねぇ」
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