過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その40
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306: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2012/07/13(金) 17:55:15.76 ID:e0z/aJpeo
師匠「しかし思わぬ反撃を食らい、ここまで来てしまった。それだけだ」

――「成程。理由は理解した」

師匠「それは何よりだ。すぐに戻――」

――「だが、侵入者は速やかに排除しなくてはならぬ」ジャキッ

師匠「!?」

――「覚えておくが良い。我が名はサブナック。二度と会わぬ事を祈るぞ」

 サブナックと名乗る魔物が手にした巨大なスピアが螺旋状に突き放たれた。

 骨格から肉と皮をそぎ落とすかと勢いで噴き付ける暴風は、地面を抉り、

 師匠とマジシャンの身体をその場よりあっという間に消し去った。

サブナック「望み通りサタンの元まで送ってやった。まぁ、生きていればの話だがな」

 ザッ……ドウンッ!!

 青い馬が跳び、激しく抉れた大地と、動かなくなったインプだけが転がっていた。

 サブナックにより吹き飛ばされた2人は、遥か彼方の岩壁へと埋まっていた。

 死んではいない、生きている。しかし意識はない。あんな一撃を食らえばそれは当然だ。

 高くそびえる岸壁の横には、巨大な宮殿が禍々しさと白い光柱を放っていた。


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