過去ログ - 律「みんながいるから」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/30(土) 23:45:22.12 ID:jiWRSJ+z0
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私は自分らしきものを見た。

目の前にパッと現れて、また消えてしまった。


黄土色に近い明るい茶髪のショートカットで、はくせっ毛なのか寝癖なのかところどころはねていて、前髪は長く、鼻の頭くらいまであるのを、無造作にわけて下ろしていた。

目の色も髪色に似たような色をしていた。

そして、青い患者服を着て、素足のままで立っている。


これは、私?

見覚えがあるような気もするし、ないような気もする。


私(?)は、一瞬私に向かって勝ち誇ったかのように笑い、一言だけ言い残してそのまま消えた。


“みんなが待ってるから、私は乗りこえられる”


その時、目が合った。

一体、あれは何だったんだろう。

夢、か…?


あれが、私の、“今まで”の姿なのか…?


頭が痛い。

痛い。痛い。痛い。

耐えられない痛みが私を襲う。

なんだ、これ。

あれ、何か、大切なことが。

大切なことがある気がする。

痛い。痛い。

思い出せるかもしれない。

今なら…。

この痛みと共に、頭の奥底から引っ張りだしてこれるかもしれない。

痛い…痛い、痛い痛い痛い痛い!!!!!!!


律「うああああああぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!!」





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