6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/30(土) 23:41:32.10 ID:jiWRSJ+z0
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唯「私のせいだ………」グスッ
紬「唯ちゃん…」
唯「私が…ちゃんとしてれば……」グス
唯「そしたら…そしたらりっちゃんは…こんなにならなかったのに!!!!!」ポロポロ
梓「…唯先輩…」ギュッ
唯「あず…にゃん…?」
梓「その時の状況はよくわかりませんが、後悔したところで、今は何も変わりません。今は……今は、律先輩のためにできることをしましょう…?」ポロポロ
唯「…でも…!」
紬「唯ちゃん…。私もその場にいなかったからわからないけど、きっと唯ちゃんのせいじゃないと思うの。仮に、唯ちゃんのせいも含まれてたとしても……それは唯ちゃんだけのせいじゃないわ…」
唯「…私のせいなんだよ…!!!!全部!!」
唯「私が…私があの時……!」
紬「唯ちゃん、落ち着いて?」
唯「落ち着いてなんていられないよ…!!!!」
唯「私が……………」ポロポロ
紬「唯ちゃん」
紬「大丈夫、唯ちゃんのせいじゃないから……」ナデナデ
唯「……でも!……それとも、りっちゃんが悪いっていうの?」
紬「ううん、りっちゃんは悪くないわ……。誰も悪くないの」
紬「誰も悪くないのよ………」ポロポロ
唯「………」
梓「…もう面会時間終わりですね……」
紬「明日は土曜日だし、また明日来ましょう…?」
梓「そうですね…」
唯「…うん……」
紬「私、澪ちゃん呼んでくるから、先帰ってていいわよ?もうこんな時間だし……」
梓「でも…待ってますよ?」
紬「いいわよ、二人は方向違うし。もし何かあったら嫌だから、二人で先に帰ってて?…それに」
紬「…澪ちゃんも、きっと一人で気持ち整理したいだろうし……」
唯「………」
梓「…そうですね……では、また明日…」
紬「ええ…」
梓「…行きましょう、唯先輩…」
唯「………………うん…」ボソッ
紬「…バイバイ、唯ちゃん、梓ちゃん」
唯「………」
梓「はい、さようなら」
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