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2012/07/08(日) 19:43:22.39 ID:pgpTN3ae0
テレビ ワイワイガヤガヤ
橘(あんまりおもしろいのは放送されてないな。あの犬に関する手がかりはこの靴下だけか。この白い…靴下…)
絢辻「橘君〜♡、ごはんできたわよ〜♪ って…キャー何してるのよー」
橘「あ、絢辻さん!? あれ? 僕は一体何を!?」
絢辻「さっき拾った靴下を何クンクン嗅いでるのよー」
橘「いや、気づいてたら靴下の匂いを嗅ぎたくなっちゃって」
絢辻「もう〜。これは没収! あたしが一応、栗生さんに渡しておくわ。紗也加さんのであっても、そうじゃなくても歯型がある靴下なんていらないっていわれると思うけど!!」
橘「すみません」
絢辻「匂いなら…せめてあたしの匂いで我慢してよ//」
橘「うん、わかったよ。…って、え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! いいの!?」
絢辻「料理しててちょっと油っぽいかもしれないけど、それで橘君の気が済むなら」
橘「それじゃ、遠慮なくいたただき、グヘッ」
美也「にいにが頂くのは絢辻先輩じゃなくて、ご飯でしょー」
僕達はご飯を3人で食べた後、風呂にそれぞれ入り、勉強をして、そして寝る時間がやってきた。
橘(今日は犬の鳴き声は聞こえない。一応家の周りの様子を見てこようかな。両親もいない今、男の僕がしっかりしないと)
コンコン
絢辻「橘君あたし。入ってもいい?」
橘「いいよ」
ガチャッ
橘「どうしたの?」
(絢辻さんの水色のパジャマ可愛い)
絢辻「昨日のことと、今日、栗生さんが話してたことが怖かったから。橘君の部屋で寝ていいかな?」
橘(また彼女は僕の中の紳士を殺そうと。でも、今日はちゃんと言わないとな)
橘「絢辻さん、怖かったら美也と一緒にいた方がいいよ。僕だと、逆に絢辻さんに何しちゃうかわからないし、ここは学校の外だけど、自分の心の中の風紀は守っておきたいからさ。僕達まだ高校生なんだよ」
絢辻「違うわ橘君。あたしたちは『もう』高校生なんだよ」
橘(…このやりとり、神社で雨宿りしたときにも似たようなことがあった気が…)
美也「やっぱり絢辻先輩ここにいた〜」
橘「美也! 今日は普通に来たんだな」
美也「そりゃあ、絢辻先輩を変に刺激して悪魔を降臨…じゃなくて、黒辻さんを怒らせたくないもん。」
橘「美也頼む。絢辻さんと一緒にいてくれないか」
美也「ん〜、それでもいいけど絢辻先輩はにいにと一緒にいたいんだよね」
絢辻 コクコク //
美也「仕方ない。みゃーもここで一緒に寝るから。にいにそれならいいでしょ」
橘「何言ってるんだお前!? 年頃の女の子と一緒に寝れるわけないだろ!」
絢辻「え、まさか橘君」
美也「にぃに、みゃーをそんな目で見てたの? 気色悪い〜」
橘「誰がお前のおこちゃま体型に変な気をおこすんだ」
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