過去ログ - 雪歩「ダメダメの私とダメダメなプロデューサー」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/01(日) 19:07:37.42 ID:+zYmE6SSO
高木「では紹介しよう。
彼が今日から我が765プロのプロデューサーだ」

P「は、はじめまして! 今日からよろしくお願いします!」

 男の人はものすごい勢いで頭を下げます。思えばここで違和感をか感じるべきだったのかもしれませんが、私にそんなことできる余裕はなく、これから男のプロデューサーがつくと聞いただけで倒れそうでした。

春香「はじめまして、プロデューサーさん! これからよろしくお願いしますね!」

 突然の報告に皆が驚いている中、春香ちゃんがプロデューサーに近づいて笑顔で挨拶を返しました。人当たりのいい春香ちゃんはこういうときとても頼りになります。

 ……やっぱり春香ちゃんはすごいなぁ。

 私がそう思っていると、

P「ひっ……」

 顔を上げたプロデューサーが、どこかで聞いたことがある言葉を発してたじろぎました。その顔には何故か強張っています。

春香「えっ…と……」

 これにはさすがの春香ちゃんも困ったんだと思います。笑顔は張り付いたままですが、口の端がひくついていました。

 春香ちゃんに何か問題があったようには見えません。しかし、何故かたじろいだプロデューサーによって、場には気まずい雰囲気が漂いました。

高木「……えー、オッホン」

 仕切り直すように、社長がせきばらいをしてプロデューサーと春香ちゃんの間に割り込みます。

高木「天海君、彼が失礼なことをしてすまないね。
……実は彼、軽度の女性恐怖症なのだよ」

 ……ああ、そうだったんですね。プロデューサーのどこかで聞いた言葉も、考えれば自分で発した言葉でした。それなら納得ですぅ。……って、

「「「えぇーーーー!?」」」

 その時のアイドル皆の驚きは、下のタルキ亭まで届いたそうですぅ。


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