過去ログ - 一方通行「借金の形に身売りする事になった」
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962:十九日目 ◆wmC3g/mCZw[saga !nasu_res]
2013/04/07(日) 02:24:23.01 ID:wVk+TABn0
粘液塗れの肌が打ち合う音と二人分の荒い呼吸が混じり合い、篭った空気を一層濃密に染めていきます

結合部からは泡立った濃厚な白濁がねっとりと糸を引きながら滴り落ちています

角度の所為か時折空気が入り込んで、ぐぽ、ぬぽ、といやらしい音を漏らしています

一方「はひっ……ィ、あ、……ンァあ……っ」

その合間を縫うように切なげな喘ぎ声が苦しげに甘やかに響いて木原の耳を愉しませます

眦を紅潮させながら強く目を瞑り、濡れた唇を戦慄かせ、白い髪を振り散らして身悶えています

尿道を穿られながら後口をゆっくりと大きなストロークで抜き差しされるのが如何にも堪らない様です

木原の告げた言葉は細い体躯の隅々まで染み渡り、与えられる熱に翻弄されながら更に濃度を増して行きます

今にも果てそうになるのを必死に繋ぎとめる様子がいじらしくもあり、また、酷く淫らにも映ります

一方「ひ…ぐ……っ、ン、ン……っく、」

「……、っ…」

時折堪り兼ねたようにぶるりと全身を震わせる動きが後口を伝わって木原の剛直を絞り上げます

反応にも表情にも切迫した物を感じて木原がつっと目を眇めます

どうやらこれ以上は本当に限界を超えて意識を飛ばしてしまうかも知れません

それでは折角此処まで我慢させてきた意味が半減してしまいます

更に言うならば、散々煽っては焦らし、を繰り返している木原自身も結局同程度耐えているのは同じな訳で

最後にもう一度、全て吐き出すには至らずとも出来るだけ昇華してしまいたい木原としてもそろそろ頃合です

息も絶え絶えといった様子の一方通行の腰を改めて抱えなおすと、その動きを悟って薄い瞼が薄らと開かれます

ずっときつく瞑っていた所為で中々焦点の合わない赤い瞳が漸く木原の視線とかち合った所で、

「……さて、と。そろそろ終わりにすんぞ」

柳腰に片手を沿え、太腿を抱え上げるようにして下肢を持ち上げ膝を深く折り畳みます

所謂まんぐり返しの体勢で、繋がっている部分が一方通行の視界にもしっかりと入る状態です

一方「……っァ……」

生々しい情景を潤んだ視界に捉えた途端、既に真っ赤な頬が更にぶわりと色味を増します

掠れた呼気は熱で干上がった咽喉に引っ掛かり殆ど音を成さないまま吐き出されてしまいます

腸液交じりの白濁に塗れた怒張が媚肉を捲りながらゆっくりと抜き出されていきます

張り出した雁が淵に引っ掛かり、ぬらぬらと濡れた肉棒が滑らかな双丘の狭間からその大部分を露出しています

あまりに卑猥な光景に零れんばかりに目を瞠るその視界の中、根に絡んだ指が淫具の柄を捉えます

僅かに引っ掛かるような抵抗の後、たっぷりとローションを纏った細い淫具が至極緩やかな速度で引き出されていきます

一方「〜〜〜〜〜…っ…!」

ぞくぞくぞくっ、と一際大きな震えが背筋を駆け抜け、脳裏がちかちかと明滅します

やや乾いた唇にちらりと舌を這わせ、口端を艶めいた笑みの形に引き上げ、木原は咽喉奥をくつりと鳴らします

半分ほどまで現れた淫具を一旦掴み直し、引っ掛かりの無いよう角度を合わせて固定します

漲る精を搾るようにきゅうきゅうと締め付ける内壁の動きが、爆ぜる欲望の最後の引き金を引いて

「っ――イけよ、一方通行…!」
 



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