過去ログ - 一方通行「借金の形に身売りする事になった」
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964:十九日目 ◆wmC3g/mCZw[saga !nasu_res]
2013/04/07(日) 02:26:31.27 ID:wVk+TABn0
「……オイ」

一方「ン…っ、……あ、やだ…っ」

低めの声で呼びかけつつ、ぴん、と指先で根の先端を軽く弾くと、顕著な反応が返ってきます

先端からびゅる、と吐き出される色味の薄い精液と、尻穴からごぷりと溢れる濃厚な白

一方「…だめェ……木原くンの、せーえき……っ…零れちま…う……」

幾ら塞き止めた所で身体への影響を鑑みればこの後全て掻き出すのですが

本気で嫌がっている様子を見るのは中々悪い気分では無いな、と木原はゆるりと口端を吊り上げます

「ったく、すっかり立派な精液中毒になっちまってんなぁ」

愉しげに囁き、ふるふると震える臀部から狭間の窄まりぎりぎりまで指を滑らせます

「そんなに好きなら下っ腹破裂するまでぶち込んでやろうか」

一方「ァ……ンン…っ、」

穴の縁をゆるりとなぞり上げれば一方通行が小さく悶えつつ身を震わせます

「――ま、次の機会があれば、だがな」

流石にもう本気で限界らしく再度達するほどの刺激には届かないようです

ですが、細く糸を引いて滴り落ちる精液は、最初の勢いこそ無いものの、まだ完全には止まりません

まとめて一気に吐き出したのか固く反り返っていた根自体は既に解けてしんなりと首を垂れています

長らく淫具を銜えていた為か尿道口はぱっくりと開いたままで、色味も粘度も薄い液体をとろとろと垂れ流しています

筋を這わせた表面が時折ひくりと引き攣り、その度にやや色の濃い粘液がこぷりと溢れ出します

濃い白濁とさらりとした残滓を絡めた指が穴の縁を軽く出し入れしています

固く太いモノで擦られ過ぎて腫れた肉壁が、抜け出ようとする木原の指を名残惜しむように柔らかく絡み付いてきます

尤もそれは肉欲を刻み込まれた身体が余韻に反応しているだけで、一方通行の意識はもう殆ど飛んでしまっています

最奥を貫かれると同時に漸くの射精を迎えた時点で一方通行の脳裏は激しく明滅を繰り返し真っ白に染まっていました

焦点を失った瞳は宙を彷徨い、滂沱の涙がぼろぼろと溢れて、だらしなく開いた口元は唾液でべとべとに汚れています

暫く続いていた全身の内外に及ぶ痙攣も徐々に断続的になり、そろそろ落ち着きの兆しを見せています

あんまし体力ねぇのも問題だよな、と嘯く木原の絶倫振りの方が寧ろ――と言いたい所ですが、それを指摘出来る存在は生憎居合わせません

小さな溜息一つと引き換えに腰の奥で蟠る熱を難無く遣り過ごし、鬱陶しげに前髪を掻き揚げます

「随分奥まで入っちまったからなぁ……洗浄すんのも一苦労だぜ、全く」

薄い瞼に掛かる細い髪を指で払い、汗と白濁塗れの痩身をいとも軽々と抱き上げて、木原は言葉とは裏腹に愉しげな声で呟きます

散々に汚れ滅茶苦茶に乱れたベッドを尻目に、二人分の人影がバスルームへと姿を消します
 




―――

―――――


十九日目 終了
 



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