過去ログ - 夢子「私とあいつの」涼「ありふれた1日」
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8: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:15:57.14 ID:Nhz4iWOw0
涼「ほらっ、こうやれば汚れも落ちるよ」

夢子「うぅ」

涼の吐息を感じる。耳元でささやかれると、力が抜けてしまう。涼は私専門の魔法使いなんだと、不意に思った。

結局、涼のことで頭が一杯で、もう1枚お皿を割ってしまうという結果に終わった。
お皿さんたち、本当にごめんなさい。ちゃんと供養するからね。合掌。

涼「〜♪」

涼は鼻歌を歌いながら、掃除機を回す。アイドル活動しているときと同じぐらい、
楽しそうに家事をする涼がちょっぴり羨ましかったりする。

私も、アイドルと同じぐらい楽しめる趣味を見つけるべきかしら? 例えば……、飴細工とか?

涼「ふぅ、お掃除終わり。ねぇ、夢子ちゃん」

夢子「ふぁい!」

頭の中で飴を作っていると、涼が声をかけてきた。


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