過去ログ - 男兵「女勇者が女ばかり仲間にしたがる……レズなのか?」
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441:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/02/24(日) 05:42:12.90 ID:6Bc48lmDO

バサッ  バサッ

?「失礼〜♪」

男兵「ん?」

吸血姫「あら、ハーピーじゃない。珍しいわね。」

男兵「お前、帝都の伝書鳩……」

羽女「はい〜♪本日は男兵さんに通達を持って来ました〜♪」


魔法使い「……通達?」

男兵「嫌な予感しかしないな……。伝書鳩を使う通達なんか、緊急収集やらの急ぎの用事を伝える時ぐらいだからな……」

魔法使い「急ぎ……って?」

吸血姫「解雇通知じゃなくて?おサボり軍将さんなんか帝国には必要ない、って通達じゃないかしら?」

男兵「だと嬉しいんだが……」


……カラン

男兵「ん?」
吸血姫「あら?」
魔法使い「手紙に何か添えられてましたね。……時計?」


羽女「おやおや、年代物の懐中時計ですね〜。」

吸血姫「……ただの粗悪品じゃないわ。何かの魔力も感じるし……」


男兵「………。これ、差出人は誰なんだ?」

羽女「はい〜♪帝都軍将様です〜。」

男兵「……ふ〜ん…」

魔法使い「……誰ですか?」

男兵「帝国軍で事実上一番偉いオッサンだよ。俺も顔見たことあるぐらいの関係だな。」

吸血姫「そんなお偉いさんから貴方に直接通達ってこと?なら、随分大掛かりなことなんじゃなくて?」

男兵「話したこともない奴からの手紙なんて、怪しくて開きたくもないな。」

魔法使い「そうですね。何か嫌な胸騒ぎもしますし……」


羽女「あ、後これとは別に、帝都軍の兵士長さんから男兵さんに別に伝言があります。」

男兵「げっ……聞きたくない……」

羽女「サボるな、働け、ワシにバレてないとでも思ってるのか、たわけ!!……です。」

男兵「……マジかよ……。」

吸血姫「あらあら、随分アツいメッセージじゃない、その兵士長さんとやらの…」

魔法使い「男兵さんが帝都軍にいた時にお世話になってた上司の方ですよね?」

男兵「……なんでバレてんだ……あのオヤジに……。これじゃ、ますます帝都に帰りづれぇ……」

魔法使い「……男兵さんが動揺するなんて………よっぽど怖い方なのでしょうか?」


吸血姫「こんな所に通達を出してまで貴方のことを心配してくれてるなんて、いい上司様じゃない。ねぇ?」

男兵「あれはただ執念深いだけだよ……」


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