過去ログ - 男兵「女勇者が女ばかり仲間にしたがる……レズなのか?」
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508:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/15(月) 23:24:05.29 ID:m5n6lHGDO
〜教会の街・市街地・帝国軍基地詰所〜


同僚J(教会の街・下位軍将)「そんなに文句があるのなら、また交易の街に戻ればいいだろうが。軍将の仕事サボってるくせに、権限だけは主張する気か〜?」

男兵「今更口出しても、首きられて終わるだけだろ。まー、こんだけ仕事放り出して好き勝手してても、上層部に文句さえ言わなければクビにはなんねーみたいだけどな……」


同僚K(教会の街・特殊部隊員)「文句さえ言わなければ、ちゃんとした給料だけは貰らえるってことか。ホント、いい職につけてよかったな。」


男兵「はは、そっちだって似たようなもんだろ?」

同僚K「まあな。だが、この仕事も退屈だぜ。ついこの前まで戦場だった街も、今となってはかなり再開発されているし。
教会の輩と帝国軍とのにらみ合いも消えつつあるしな……」



ガチャン
黒メイドC「失礼します。軍将どの。」

同僚J「ん?ああ、君か。」


男兵「……誰だよ?この真っ黒なメイドは……」

同僚K「最近俺らが帝国軍に勧誘してる逸材だよ。かなりのやり手だぜ、この女……」

男兵「メイドのやり手って……掃除洗濯が秒単位で行えるとかか?」

同僚K「いやいや。メイドとしてではなく、ちゃんと兵士として勧誘してんだよ。」



同僚J「それで、我々第1軍特殊部隊に入隊してくれることを決意してくれたのか?」

黒メイドC「いいえ、その件については以前よりお断りしているはずです。」


同僚J「それは残念だな。君みたいな者に、是非とも入ってもらいたいんだが。」

同僚K「特殊部隊は自ら魔物達の巣や魔王軍の下での隠密行動、或いは敵を影から殲滅することを目的としたエリート部隊だからな。

誰かしらもが入れるわけじゃない。俺らはあんたの実力をかってるんだぜ?」


黒メイドC「……私には、私の私情があります。残念ですが……」




男兵「……実際は、魔王軍というより帝国軍内での仲間内の探り合いを目的とした部隊なんだろ?その特殊部隊とやらは……」

同僚J「………まぁ……そういった任務もたまにはあるな……」

男兵「情勢不安な第3軍や軍内ですら秘密が多い第2軍、そして帝都軍。第1軍としても、他の軍の内情を知りもせずに肩を並べたくはないよな。」


同僚K「………当たり前だろ。表面上仲良くやってはいても、相手の内面がどうなってるかは知りたいもんだろ?」


黒メイドC「……そのような隠密部隊なら、なおさら私の様な素性が知れない者は不適なのではないですか?」


男兵「素性が知れないって………あんたら、このお嬢さんのこと、何も知らないのか?」

同僚J「ああ。この街に旅のついでに偶然立ち寄った旅人らいしんだがな。」

同僚K「出身や続柄も全く聞いていない。」

男兵「……よく、そんなのを特殊部隊なんかに勧誘するな……」

同僚K「軽い一目惚れだよ。その女が、養護施設を襲った強盗を捕える姿が勇ましくてね……」


黒メイドC「………」


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