過去ログ - 少年「うああ!襲いくる!あれが噂の紫ババアだ!」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/05(木) 00:07:34.56 ID:lNvkrDcIO
少年は耳を疑った。

少年「何……だと……!!?」

紫ババア「キシャアアアア!!!」

少年に今しがた聞こえた紫ババアの奇声は先刻から続いているある意味耳慣れたものであったが、その前に発したものは、明らかに、明らかに、ある種の人間的な意思を伴って発せられたものであった。

少年「あれは……どういう……!!?」

だが、疑問を口にする間もなく、紫ババアが背後に迫る。
少年は咄嗟に足を大きく動かし、瞬間的に肉体の限界を超えたスピードを出して妖怪の魔の手を回避した。
少年は度重なる動揺と絶叫と独り言により、僅かながらではあるが、鈍い疲労をその体内に蓄積しつつあった。
少年は走りながら、自身のスピードが、砂時計の砂の如く落ちていくのを感じていた。

追走劇開始から約5分。


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