過去ログ - シャア「……私がプロデューサーだと?」
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12:バッコス ◆rEnZuhXifY
2012/07/05(木) 21:12:39.33 ID:yvVoNxSKo
シャア(なかなか鋭い指摘だ。やるな、律子)

シャア「……私もそれは考えた」

律子「それなら……」

シャア「だが、それは本当の意味でやよいが好きな人間なら選ばない」

律子「……」

シャア「君はなぜファンがやよいのことを好きになるか分かるかね?」

律子「それは……やよいが可愛いからではないでしょうか?」

シャア「もちろんやよいは可愛い。しかし、それだけではない」

シャア「ファンはやよいの幼さと純粋さに惹かれるのだ」
シャア「可愛いアイドルなら765プロに限らずたくさんいる」
シャア「その中であえてやよいを選ぶのは幼い少女しか愛せない哀れな人間だ」
シャア「世間はそのような人間にとってあまりに辛く厳しい」
シャア「恋愛対象と恋愛することが許されないのだからな」
シャア「そんな者たちは健気なやよいに、心のオアシスになってくれることを求めている」
シャア「やよいを応援することで寂しさを紛らわしているのだよ」
シャア「そんな人間が、やよいの成長を感じさせる姿を見てしまったら悲しむだろう」
シャア「やよいが大人になることは避けられない」
シャア「しかし、今だけはファンに夢を見せてやりたいのだ」

律子「……」

シャア(しまった……やりすぎたか?)



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