過去ログ - ほむら「私の守りたいもの」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/06(金) 19:26:59.57 ID:Zp17LYym0

まどか「さっきのは嘘。1個だけ取っておいたんだ」

 鹿目さんが手を伸ばして、私のソウルジェムにグリーフシードを当てていた。

ほむら「え・・・! なんで、なんで私に!?」

 慌ててグリーフシードを引き離して鹿目さんの方に当てようとしたが、
 鹿目さんが私の手を取って制した。

まどか「私にはできなくて、ほむらちゃんにできること、お願いしたいから」

 グリーフシードの容量がいっぱいになり、ソウルジェムの穢れを吸うのをやめてしまった。

まどか「ほむらちゃん、過去に戻れるんだよね? こんな終わり方にならないように、歴史を変えられるって、言ってたよね」

 嫌だよ、そんなこと言わないで。
 また私を一人にしないで・・・。

まどか「キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?」

 でも、じっとこちらを見ている鹿目さんに、そんなこと言えなくて。

ほむら「うん・・・約束する。絶対にあなたを救ってみせる。何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる」

まどか「よかった・・・」

 鹿目さんが笑った。

まどか「もう一つ頼んでいい?」


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