過去ログ - ほむら「私の守りたいもの」
1- 20
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/07(土) 00:39:37.87 ID:rqoVb2PB0

 鹿目まどかはおずおずと私に聞いてくる。

まどか「ねぇ・・・、他の世界の私ってどんな子だったの?」

ほむら「そうね・・・。ある時間軸では強くて優しくて正義感に溢れたまどか・・・巴マミに少し似ていたわね。
     また違う時間軸では、明るくて素直で・・・時には限界を超えるまで頑張っちゃうまどか。思えば美樹さやかに似てるわね。
     そしてあの時間軸では・・・少し引っ込み思案だけれど。温かくて友達思いだった、私の一番大好きなまどか」

 懐かしくて、切なくて、溢れてくる感情をお茶と一緒に飲み込む。
 鹿目まどかはバツが悪そうに笑っている。

まどか「てぃひひ・・・。なんというか、みんな私とは正反対だね」

ほむら「そうね。色んなまどかが居たけれど、あなたはその誰よりも。卑怯で、汚くて、臆病で、最低だわ」

まどか「うん、そうだよね・・・」

ほむら「私にはとても同じまどかだとは思えないけれど。それでも、今のあなたは今のあなただから・・・」

 そう、これも一つの可能性。
 あり得るかもしれなかった一つのまどか。

まどか「ねぇ・・・、ほむらちゃん」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
53Res/23.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice