32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/07(土) 00:39:37.87 ID:rqoVb2PB0
鹿目まどかはおずおずと私に聞いてくる。
まどか「ねぇ・・・、他の世界の私ってどんな子だったの?」
ほむら「そうね・・・。ある時間軸では強くて優しくて正義感に溢れたまどか・・・巴マミに少し似ていたわね。
また違う時間軸では、明るくて素直で・・・時には限界を超えるまで頑張っちゃうまどか。思えば美樹さやかに似てるわね。
そしてあの時間軸では・・・少し引っ込み思案だけれど。温かくて友達思いだった、私の一番大好きなまどか」
懐かしくて、切なくて、溢れてくる感情をお茶と一緒に飲み込む。
鹿目まどかはバツが悪そうに笑っている。
まどか「てぃひひ・・・。なんというか、みんな私とは正反対だね」
ほむら「そうね。色んなまどかが居たけれど、あなたはその誰よりも。卑怯で、汚くて、臆病で、最低だわ」
まどか「うん、そうだよね・・・」
ほむら「私にはとても同じまどかだとは思えないけれど。それでも、今のあなたは今のあなただから・・・」
そう、これも一つの可能性。
あり得るかもしれなかった一つのまどか。
まどか「ねぇ・・・、ほむらちゃん」
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