過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ【２～魔法少女訓練編】 -SS速報VIP

過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ【２～魔法少女訓練編】

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555: ◆Rf40X2USO7Yr[saga ]
2012/07/15(日) 23:35:27.18 ID:+BExAtbAO
［魔法少女技術研究所～宿舎　十日目］

　安価：>>552

　「ごめん、今日はちょっと…」

　アタシがそう答えると、サヤカはかなり残念そうな顔をしたが、まあこれだけ他にも友達いるんだし、休日の過ごし方に困ることもないはずだ。

　それよりアタシはユマと一緒にいてやりたかった。アタシがいない間、どんな思いをしてるか分からないし、久しぶりに帰る時に新しい友達を連れて来てたら、それはそれで複雑だろう。

　まあ、ユマとサヤカならわりと仲良くなれそうな気もするけど…また休日があったら、その時は会わせてみてもいいかな。

　アタシはサヤカに挨拶して宿舎を出ると、今度はキリカさんのいる一般宿舎のほうに向かった。中に入るまでもなく、キリカさんは食堂から帰って宿舎の外を散歩しているところだった。

「おや、友人。私に会いに来てくれたの？」

　こちらの姿を目敏く見つけて声をかけてくれた。アタシはうなずいて答えた。

「今日、休みだろ？地元に帰ろうと思って挨拶しに来たんだよ」

「ふーん、なるほどね。ああ、君の大切な人のところかな？」

　どうもその言い方には抵抗があるので、アタシは言葉を引き取って答えた。

「ああ、ユマに会いに行くんだ」

「なるほど、それじゃ時間を取らせるのも野暮というものだね。それじゃ、また今度会おう」

　さて、これで挨拶は済んだ。アタシは研究所を出て自動歩道を乗り継ぎ、リスポスのトランスポート・ユニット・ターミナルに向かうことにした。

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