過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ【２～魔法少女訓練編】 -SS速報VIP

過去ログ - 【まどか☆マギカRPG】宇宙魔法少女キョウコ☆マギカ【２～魔法少女訓練編】

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587: ◆Rf40X2USO7Yr[saga ]
2012/07/17(火) 14:05:35.05 ID:cahnpIaAO
［サクラ・シティ～地下書庫　十日目］

「魔法が使える？ってことはお前、魔法少女なのか？」

　そういえば扉の鍵が焼き切られた跡のようなものを見た時に、アタシはごく最近それに近い何かに触れたことがあると感じたのだ。今になってみると、それは疑似ソウルジェムから流れ込んでくる魔力の痕跡に近いものだった。あれをやったのは武器ではなくて、魔法だったのか。

「魔法少女？何それ」

　かずみと名乗った少女はわけが分からないといった様子で聞き返してきた。しらを切っているというわけでもなさそうだ。

「ああそうか、記憶がないって言ったっけ、お前…だとすると、契約してもそのことを覚えてないのかもしれないな」

「キョウコ？」

　ユマがよく分からない会話のやり取りを不思議に思ったのか、アタシの袖をつついてきた。全く、事情の分かってない奴を二人も相手にするのは骨が折れる。しかもその一人は、自分で自分のことが分からないときてるからなおさらのことだ。

「おい、かずみって言ったか？さっきも言ったけど、ここはアタシのナワバリで、ユマとアタシが住んでた所なんだ。ちょっと用があって家空けてたけどね。早く出てけって言いたいところだけど、アンタが記憶なくしてるってんなら、その手がかりになりそうなことを教えてやれるかもしれない」

「え、本当に？」

「アタシも分からないけどな。聞きたいか？」

「うん、行くあてがなくてほんと困ってたんだ。教えてもらったら、家に帰れるかもしれないよね！」

　一緒になって喜ぶ義理はアタシにはないんだが、かずみがあまりに無邪気に嬉しそうにしているのを見て、アタシも気持ちがだんだんと和らいできた。

　では―

　キョウコ台詞安価：かずみに対して

　１、とりあえず、この街の真ん中にある教会に行って待ってろ。夕方になったらユマと迎えに行くよ
　２、まあ、そのことは後にしよう。
　３、自由安価

　このレスから下３

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