過去ログ - ほむら「クジャクの舞だぁあ!」
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45: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/03/08(金) 15:11:51.32 ID:CvDnEnpAO
 やがて、二人が目指す先が行き止まりとなり空間が歪み始めた。

目指す非常口は無く、玩具箱をひっくり返したような、絵の具をごちゃ混ぜにしたような、気持ち悪い場所にすり替わって行く。

それは魔女の結界だったが一般人の二人が知る由もない。

さやか「あーもう、どうなってんのさ!」

まどかの視界が、ナニカを捉えた。

さやか「冗談だよね?私、悪い夢でも見てるんだよね?ねえ、まどか!」

それは一つではない、多数の毛玉。ヒゲが生えて目がギラつき、何やら怪音を挙げながら輪になって。所持したハサミを振りかざす。

 死。

それを意識する間も無く、黒で潰された心を、明るい光が守った。

さやか「あ、あれ?」

まどか「これは?」

マミ「危なかったわね」

彼女は天使のように舞い降りて、危機を救い賜うラッパの音を囁く。

もう大丈夫だと、二人を拐かす。

残虐なる黄色い天使は、己の意識しない内に、二人の中の善へと認識される。


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