過去ログ - 女「人間やめたったwwwww」2
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116:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/09/16(日) 23:30:02.05 ID:vX40EJFHo
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「できないわよ。もう死んでたんだから」

彼女は視線で廊下の先を指す。
喪服の男女が一人ずつ。
顔や致命傷を確認してないけど、死んでいると確信した。

「けっけけけけ警察! あ、違う! 救急車!? どっち!?」

こうやって慌てるあたり、人間やめきれてない。

「無駄よ。明日の朝イチ、隣人にでも発見させなさい。
 これだけ荒れてて玄関開きっぱなしなら不審がって通報してくれるわよ」

彼女は貫かれていた腹を押さえて立ち上がる。

「ドアノブとかべたべた触るんじゃないわよ。
 指紋出たらめんどくさいんだから。
 あんまりあの世に手間かけさせるのもなんだしね」

「思いっ切り血痕が残ってるのはいいんですか」

「いいのいいの。あの世がなんとかしてくれるわ」

「今、手間かけさせるのもなんだって言ったじゃないすか」

「こまかいことはいいのよ。さ、帰るわよ」

彼女は僕の襟首を掴んで、深夜の夜空へ飛び出した。
魔女がやる滑空みたいだった。
今までの瞬間移動みたいなものじゃない。
そうする力は残っていないみたいだった。



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