過去ログ - 女「人間やめたったwwwww」2
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72: ◆CIZA6sfEUc[saga sage]
2012/08/27(月) 23:54:03.46 ID:OvryXz/Ao
93
僕に向き直った彼女は、どことなく志乃と似ていた。
文字通り血を分けたせいかもしれない。
志乃が大人になったらこんな感じだろうか。
73: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/08/27(月) 23:55:19.39 ID:OvryXz/Ao
94
「私は、環」
「意外とふつうですね」
74: ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/08/27(月) 23:56:02.98 ID:OvryXz/Ao
95
「即席で、ままごとみたいな家族だったけど、私は満足してたのよ」
彼女は目を開けて、志乃を眺めた。
75: ◆CIZA6sfEUc[saga sage]
2012/08/27(月) 23:58:37.72 ID:OvryXz/Ao
なぜか頭が働かなかったんです。
今日はここまで。
今度は9/1に更新します。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/28(火) 00:18:02.09 ID:YqEWfsVw0
乙
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/02(日) 08:46:49.61 ID:DMEzBKYDO
乙
78:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/09/02(日) 23:53:32.89 ID:CU1//Mlxo
96
お義姉さんは壁にもたれながら、ずるりと立ち上がる。
「それじゃ、あの子によろしく」
79:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/09/02(日) 23:54:01.45 ID:CU1//Mlxo
97
「せめて志乃に、何か伝える言葉を残してください。
ほんとは嫌ですけど、こんなの嫌ですけど――」
80:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/09/02(日) 23:54:30.38 ID:CU1//Mlxo
98
彼女は飛んで行ったのだろう。
もうすぐ死ぬわ、なんて言ってる人が、悠長に人間と同じように移動するわけがない。
彼女は最悪、刺し違えることを覚悟していた。
81:1です。 ◆CIZA6sfEUc[saga]
2012/09/02(日) 23:55:06.84 ID:CU1//Mlxo
99
でも僕は、ドアノブに手をかけて、ドアを開け、外に出ている。
埃っぽいビルの廊下。
他のテナントはもう、営業を終了しているだろうか。
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