過去ログ - 千早「わたしの胸が小さいのはどう考えてもプロデューサーが悪い」
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71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/15(日) 13:54:34.33 ID:I2qYPAJeo
千早「…………」

春香「恋ってね、嬉しかったりとかだけじゃないんだよ。その人のこと考えてると不安になったり、悲しくなったり……。
   そういう、こう……よくわかんないグチャグチャな一切合切の全部が『恋』なんだよ」

千早「うん……」

今ならわかる気がする。

ぼんやりとプロデューサーのことを考える。

ポン、と頬が燃えるように赤くなった。


春香「あ、でもね」

そんな私を見てイタズラっぽく春香が微笑む。

春香「もし、もしもだよ? どーーーしてもプロデューサーさんと上手くいかなさそうだったら……」

千早「うふふ……、それはダメ。いくら春香でも譲れないわ」


この胸に咲いた小さな花はまだ軽く手折れそうなほど弱々しいけれど。

随分と遅咲きではあったけれど。

大事にしたいと思った。

春香「ちぇーっ」

口を尖らせた春香と顔を見合わせて笑いあった。

雨はいつのまにかやんで、月が優しく微笑んでいるようだった。


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