過去ログ - 女神「勇者よ、旅に出なさい」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/15(日) 00:04:28.48 ID:EkCisfMl0
勇者「ふむ、だが世界を救うという点において私はどのように行動すればいいのだろうか。例えば王様から軍を要請してもらい、各国の兵士を集め、船で魔王の城を囲み……」

女神「なんというリアリストなのですか、勇者よ。そもそもあなたに軍は動かせません。酒場で仲間を見つけ旅に出るのですよ」

勇者「ふむ、経済援助はどうなる? 世界を脅かす統一的な敵に立ち向かうのだ。せめて国家予算並みの鐘は出るのであろう。装備やら、移動手段、例えば飛空艇など、無ければ船でもいいがまぁ現実的に考えて色々と必要なものがあるだろう」

女神「恐らく王様から50ゴールドがもらえるはずですよ」

勇者「ふむ、50ゴー……え? ご、50ゴールドて、え? うそ? なんで? 意味わかんないよ」

女神「それがルールだからです。ちなみにあなたが考えているよりもずっと空想的な手段で魔王を倒すたびに出なければならないのですよ、勇者。魔法を覚えたり、敵を倒してゴールドを入手したり、いきなりイベントフラグが立って船がもらえたり、可愛い女の子が仲間になったり、ご都合的に敵が上手い具合に強くなっていったり」

勇者「え…なにそれ現実的じゃないよ!」

女神「まあ、魔王を倒す旅ですからね」

勇者「んー……まぁ、いい! 私が魔王を倒して見せる! リアリスト的に!」

女神「はいはい頑張ってですよ。とりあえず目を覚ませばいいと思うんですよ」

勇者「う〜ん周りがぐにゃりとして……」ホワホワ



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