過去ログ - 上嬢「幼なじみが学園都市第一位ってだけ」
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◆CQZzx1saXs
[saga sage]
2012/08/18(土) 05:27:49.34 ID:SC4B5hxt0
一方「まァたノビてるよ」
本日も自分の借金を返済する為に木原数多の研究所に立ち寄った一方通行が床に転がされている天井を見て呟いた。
その呟きを聞いて休憩中でコーヒーを飲んでいた木原が珍しく口元に微笑を浮かべながら一方通行に言う。
木原「いいサンドバックで助かるわ」
一方「あンまやり過ぎると死ぬぜェ?」
あまり興味がなさそうに一方通行が呟く。
木原が目を細めてコーヒーを啜る。
それは昨日一方通行が持ってきたコーヒーだが、構わずに啜る。
一方通行は木原が飲むだろうと思って持ってきたのだから特に気にする様子は無い。
木原「コイツは甘ったれの坊ちゃんで、人格までクズときている。ちょっと痛い目みておいた方がいいんだ」
一方「ふゥン?」
木原「いかんせんコイツは自分の実力を多く盛る。確かにケツぶっ叩けばできる。だがそれじゃあ駄目な訳だ」
一方「俺みたく壊しすぎンなよォ」
木原「壊れる前にコイツがドMになるに一千万賭けるわ」
一方「へェ…なンでドMになるって思うわけ?」
木原「逃げ出すとか、反論するとかが一切ねぇんだわ」
一方「長いものに巻かれてるだけだろォ」
木原「………賭けるか?」
一方「これ以上借金増やしたら当麻と合わせる顔がねェ」
一方通行のその言葉に木原が小さく頷き、苦笑しながら「違いない」と言う。
床でのびていた天井が小さく呻くと木原は足先で天井を軽く蹴飛ばす。
木原「オイ起きろ。俺はテメェを床にちゅーさせる為に雇ってるわけじゃねぇ。働けボケナスがァ!!!」
天井「ひぃっ!?」
木原の怒鳴り声に最早反射で目を覚ますと、軍人のようにぴっしりしゃっきり程ではないが背筋を伸ばして立ち上がった。
一方「そうそう。内臓は売りに出したくねェンだろォ?」
天井「はいぃっ!!只今!やります!!」
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