過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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◆k4qYXRI5uY
2012/08/03(金) 23:40:41.05 ID:3Q4skfzz0
京介日記。
注意。これは俺、高坂京介の日記である。
この日記の目的は、どれほど俺が桐乃に嫌われいるかを証明する事である。
であるからして、甘甘な話を期待しているものはこの日記を見ないことをお勧めする。
6月20日
快晴である。何故か今日は早く起きてしまったが、ベッドから離れる気が起きないのでこのままグダグダするしょぞんだ。
グダグダしていると、桐乃が入って来た。
起きていることを知られて面倒なことをさせられるのは嫌なので寝たフリをし続けることにする。
ふむ、なにをするつもりだ? と疑問に思っていたら、何故かベッドの下の俺の秘蔵本を探り始めた。
「む、また眼鏡っこばっかり。妹物をもっと増やせっつの」
何故かお怒りのようだ。怒りたいのはこちらだと主張したいが、寝たふりをしていたと知られるとどれだけボコられるか分からないので待機。
俺のセンクチュアリ(エロ本倉庫)を散々物色した桐乃は、何がしたいのだろうか、今度は俺の頬をつつき始めた。
爪が結構伸びているので、たまにチクっとする。
薄目を開けて観察してみると、何故かとてもニコニコしている。何か嬉しい事でもあったのだろうか。
それともこれから俺に何かをやらせるところを想像して楽しんでいるのだろうか。
まぁどちらにしても俺が被害を被ることになりそうなので是非勘弁してほしいものだ。
桐乃が俺の頬をつつくのをやめる。今度は何をするつもりだ? と思っていたら俺の携帯を見始めた。
「む、黒猫に沙織にあやせに加奈子にブリジットちゃんまで、なんでこんなに電話の回数多いの!?」
ふむ、どうやら俺に友達を取られていないかの確認らしい。
俺と電話してる回数が皆多かったのだろう、桐乃は不機嫌面だ。
まぁなんにせよ、瞼が痙攣してきたのでここらで寝たフリを切り上げようと思う。
俺は寝返りするフリをする。すると桐乃は面白いように俺の部屋から退散していった。
ふぅ、疲れた。
今日の分の日記はもう埋まってしまいそうなので今日はここらで終わる。
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