過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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[sage]
2012/08/28(火) 09:22:59.37 ID:FX4FqTfIO
夜10時。俺たちの家だと、みんな寝付くころだ。
「お祖母様、私のお布団はどこにあるんでしょう?」
「すぐに分かりますよ」
「え?そうなんですか?」
全くばーちゃんも布団敷いた部屋くらい教えてやれば良いのにさ。
「じゃ、ばーちゃん。おやすみなさい」
「いわお、上手くやるんですよ」
何のことだ?
「いわお君!」
「お、なんだあやせ。」
「その・・・お話があるんだけど」
「ああ、そうだったな。じゃあ、寝る前に俺の部屋に来てよ」
「まあ、おじいさん。いわおが自分からあやせちゃんを部屋に誘いましたよ。」
「うむ。きょうちゃんよりよっぽど甲斐性があるのう。さすがワシの孫じゃ」
年寄りの会話の意味を理解したのは俺の部屋に入った時だった。
「なんじゃコリャー!」
なんで布団が2人分あるんだよ!しかもピッタリくっつけて!
「いわお君、どうかした?」
「あ、あやせ。今入っちゃダメだ・・・」
時既に遅し。あやせは既に俺の部屋に入っていた。
「な、ま、ま、まさかこれが私の布団・・・?」
「た、多分・・・?」
ばーちゃん、やってくれたな!覚えてろよ!
「と、とにかく布団を客間に移そう」
いつもあんちゃんが寝てる部屋のことだ。
「も、もちろん。いわお君と一緒に寝るわけにはいかないよ!」
その通りだ。でも布団を持つ前に
「でもその前に・・・話だけ聞いてくれない?」
この緊急事態よりそっちが優先か!まあ、でも・・・あやせにとてみればそうかもな
「よし、話ってなんだ?」
「・・・」
言いにくい・・・やっぱりあんちゃんのことなんだな。思い切って切り出すか。
「あんちゃんに・・・振られたのか?」
「ふふ、なんだ気付いてたの?」
「まあな、で、相談は?」
自分からは話づらいことこそ、人から聞いてやった方が思い切って話せたりすることもある。あやせの心に溜まったものを吐き出させてやりたい。へっ、俺はまだあやせに惚れたままなんだな。
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