過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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555:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/31(金) 16:31:44.78 ID:ZinZJKEIO


(ロック視点)

「今日はゴメンな。あんな事言わせちまって。」
「ううん、気にしないで。言っておいた方が良い事だったと思う」

2人だけ残された公園。俺たちはブランコに乗りながら、少ない会話を交わす。

「じゃあ、もう帰るか」
「うん、そうだね。でもその前にいわお君の家に寄って良い?」

俺の家に寄ったあやせは俺たちが付き合っていることを俺の家で打ち明けた。父ちゃんと母ちゃんは驚いてるみたいだったけど、何を今更みたいな顔をしてる年寄りと、「おめでとう」と言ってくれたねえちゃん達には感謝しないとな。この人達がいなかったら、俺あやせと付き合えてねえもん。

当然のように、あやせに夕飯が運ばれてくる。じいちゃんがまたあやせを泊めようと言い出し、あやせが良いと言った為だ。

そして夜。まあ、2度目ともなれば驚かないが、布団がピッタリくっついて敷かれている。

俺とあやせはそれぞれ別の布団に入ると、

「あ、いわお。まだ、そういうのはナシだよ」

くっ、別にしようとはしてなかったけどいざ言われると気恥ずかしすぎるな。

「まだ付き合えて10日くらいなんだ。手もつないでないし、キスもしてない。期待してなんかないよ」
「ふふっ、そっか。じゃあ今日はここまでね」

妖艶な笑みを浮かべたあやせは、俺の方に顔を寄せ・・・

チュッ

あれ、今何かが頬に触れたような。

「じゃ、じゃあおやすみね。いわお」
「ま、待てよ。今俺になんかした?」
「デリカシーないな、いわおは。もしかして蹴られたい?」
「滅相もありません」

まあ、あのことはしばらく忘れるとするか。

隣のあやせも寝息をたて始めた。俺も寝よう。

大好きだよ、あやせ。

【終わり】


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