過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
1- 20
97: ◆6U1bthnhy6[sage]
2012/07/26(木) 13:11:03.20 ID:y5PEQ6PDO
あ、タイトル忘れた。
えーと・・・いいや。
とりあえず『京介side』

「ねー高坂くんってさ、結構たらしだよね?」
「・・・いきなり何を言い出すんだお前?」

季節は寒風吹き荒ぶ2月半ば。
さっさと大学進学を決めた俺は、卒業までなにもすることもなくダラダラと過ごしていた。
そこに後輩である黒猫から、一つお願いをされた。

『妹・・・日向の勉強を見てくれないかしら?』

日々を無為に過ごしていた俺はこの提案にすぐさま飛び付いた。
いい加減、妹物エロゲ漬けの日常には嫌気がさしていたからだ。
桐乃はいい顔をしなかったが、俺は正直助かったと思ったね。
そんなこんなで、只今黒猫の家で即席家庭教師をしているわけだが、

「たらしってなんだよ?」
「えーだってさ」

日向は俺をみつめると指折り数えだす。

「桐姉でしょー、瑠璃姉でしょー、沙織さんでしょー、あとこないだ会ったあやせさんでしょー・・・他にもいそうだけど、4人も誑かしてたら結構なたらしでしょ?」
「人聞き悪いこと言うな。そして桐乃を入れるな」

あいつは俺に嫌悪感しか抱いていない。
まぁ、嫌いだが自分を一番にしろとか理不尽な話はあるわけだが。

「それに黒猫はともかく、沙織は別にただの友達だし、あやせに至っては俺には殺意しかない」
「えーうっそだー」
「本当だ。俺は何度殺されかけたかわからん」
「たとえばどんな時に?」

日向の無邪気な質問に、んーと俺は記憶を遡る。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/800.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice