過去ログ - 涅マユリ「椎名・・・まゆり・・・?」
↓
1-
覧
板
20
18
:
1 このSS書き終えられるんだろうか・・・
2012/07/15(日) 16:43:37.47 ID:wfeHqJsC0
マユリの思考を理解しないネムは、淡々と説明を続ける。
ネム「岡部倫太郎と話している女性が牧瀬紅莉栖です。この研究所の研究員のようです。」
涅マユリはそんなことは気にも留めない。それよりも興味のあることができてしまった。彼の頭の中は疑問に対する答えと、答えから新たに湧き上がる疑問とが高速で入り乱れていた。
涅マユリ「ネム。色々調べたいことがある。一度ソウルソサエティに戻って機材を持ってきてくれ給えヨ。そうだネェ・・・霊子・器子変換機。それと・・・。」
涅マユリが言いかけた時、研究所の扉が勢いよく開いた。
入ってきたのは黒髪に水色の帽子の少女。その少女は入ってくるなり岡部に怒鳴りつけた。怒鳴りつけたと言うほど声を荒げたわけではないが、とにかく何かを訴えている。
少女「ルカちゃんに一緒にラボ行こうって誘ったら急に泣きだしちゃったんだから!それで」
ネム「!」
少女「どうしたの?って聞いたら、お前は男だって言われたって!」
岡部「Dメールのことも聞いたのか?」
少女「Dメール?誤魔化そうとしてもだめなんだからね!オカリンはきちんとルカちゃんに謝るべきなのです!」
やはりこの少女にも私たちは見えていないらしい。
ネム「マユリ様。この少女、椎名まゆりという名前のようです。報告によると岡部倫太郎はこの少女の死を回避するために」
涅マユリは伝令神機の報告を見ながら、ネムの言わんとすることを理解していた。彼が理解するのと、彼がその理解した内容を言葉にするのはほぼ同時だった。
涅マユリ「この少女の死を回避するために、この55番地区で何十回と時空間を歪ませてきた。」
涅マユリ「ネム。一度ソウルソサエティに戻って機材を持ってくるんだ。」
涅マユリは必要な機材をいつの間にかメモした紙をネムに渡した。
ネムはコクリと頷き、
ネム「わかりました。マユリ様。穿界門の準備をします。」
そう言い残し、その場を去った。
涅マユリ(死の回避、直接的死因、時空間の歪み、同じ結果、岡部倫太郎、牧瀬紅莉栖・・・)
涅マユリ「椎名・・・まゆり・・・?」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
298Res/202.08 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 涅マユリ「椎名・・・まゆり・・・?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1342282573/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice